2011年11月23日
超一流の営業マン・・過去ログより③

2004年11月12日記事
以前、車の営業で売り上げNO1の営業マンの話しを聞いたことがある。
普通の営業マンは、家々を回り車を買い換えそうな所に目星をつけ「車を買い換えませんか?」と話しをする。
トップセールスマンは、そうはしない。
買い換えそうな客のところに行っても一切車の話しはしない。
親身になって相手の話しを聞きニーズを満たすことに徹する。
一回だけでなくひたすら続ける。しばらくすると、
客のほうから「そろそろ車を換えたいんだけど、あんたから買いたい。
他の奴は買って欲しい時だけ来るけどあんたは違う。あんたは信用できる」
なぜこの客はこの人から車を買いたくなったのだろうか?
車がいいのはもちろんだが、それが理由ではない。
客がこの営業マンのファンになってしまったのだ。
その後も買い換える時はもちろんこの営業マンから買い、
さらに沢山の友人たちを紹介してくれた。
この営業マンは、車を宣伝せず、
相手の話しを聞きニーズを満たすという一見無意味に思え、
しかも労力のかかる事をしたのだが結果として、
車を売ることに奔走した営業マンの何倍もの車を売ることが出来た。
このことは、私たちにも一つの原則を教えてくれているような気がする。
「こういうわけで、私たちはキリストの使節なのです。」Ⅱコリント5:20
普通の営業マンは、車を買い換えたい人【平安の子)を探したが、
超一流の営業マンはファンをつくった。(平安の子を生み出した。)
『ただ愛を流す』事を目的とするのは、無意味のように思えるかもしれない。
しかし、結果として多くの収穫を得ることが出来るかもしれない。
BYわらしべ